会山行

読図山行 大山山系 エボシ山

 

目的:地形図とコンパスを使った読図山行

期日:202325日(日)

参加者:mt_kawaniCL)、小原(SL)、カツ、デラ(写真)、ドルチェ(記録)、久円(HP

交通手段:公共交通機関(JP・小田急・神奈中バス)

行程:伊勢原駅(小田急)北口バス停725-(神奈中バス・大山ケーブル行き)-菊屋前バス停-登り口-△280.8mP-373mP-林道-エボシ山-勝五郎地蔵(日向薬師コース合流)-見晴台-阿夫利神社下社-阿夫利神社駅-(ケーブルカー)-大山ケーブル駅-(神奈中バス)-伊勢原駅

読図必需品:シルバーコンパス、筆記具、定規(15-30㎝)、あればバインダー(A4)、高度計

 

 今日は慣れ親しんだ大山の麓のエボシ山へ読図山行です。

 昭文社の地図には653.3mの標高のみ記載されている山で、mt_kawaniさんが用意していただいた守屋版地図には菊屋前バス停から破線ルートで道が描かれているが、私の持っている守屋版(2017年発行)には道が途中で途切れているので、明瞭な踏み跡はあるのかしら?

 伊勢原駅北口に全員集合し、予定通りバスに乗り菊屋前で下車、準備運動をして、高度のセットやコンパス・地図を用意して出発です。

 初めはmt_kawani・ドルチェグループと、カツ、デラグループ、小原・久円グループの3つに分かれて280.8m地点(三角点あり)を目指します。

 小原・久円グループは橋を二つ渡った後に少し迷いましたが、鹿柵をくぐり、柵沿いのうっすらとした踏み跡を進み、何とか皆と合流しました。その後、進んだ先の鹿柵が針金で頑丈に止められていて開かないため、少し戻り別の鹿柵をくぐり先へ進みます。ここでまた2グループに分かれ、一方は尾根に沿って進み、もう一方は守屋版に記載がある破線ルートを行きます。この破線ルートは一度谷側へ下ったあと登るのですが、ほとんど踏み跡がなくやぶ漕ぎしながら進み、なんとか皆と合流。その後、大山小学校からの登山道とぶつかり、破線ルートを辿って林道に出ました。ここから地図上にあるエボシ山への登山道が見つからず、一部の人は林道を歩いて進みましたが、カツさんがそれらしき道を見つけてエボシ山に到着しました。山頂には三角点と烏帽子をかぶった男性の絵が描かれた標識があります。

 ここからは尾根沿いに明瞭な踏み跡があり、勝五郎地蔵のある日向薬師コースに出ます。

 最後は見晴台に向かう途中でコンパスを使って現在地確認をしたのですが、どうもうまくいかない・・・数分経ってから目標の山を見誤っていたことが分かり、なんとか現在いる場所が特定できました。その後、見晴台で遅い昼食を済ませ、下社へ向かい本日の山行は無事に終了。

 今回の読図は、地図上のどこを歩いてるか確信が持てず迷いながら進んだ感じでした。日頃から周りの地形をよく観察し、地図をこまめに見て歩くことが大事だと思いました。

鹿柵をくぐり柵沿いを進む小原さん

開かなかった鹿柵

2グループに分かれたところ、左の矢印へ谷を下る道とまっすぐ尾根を進む道

谷からはやぶ漕ぎして上がります

林道に出たところで小休止

林道からエボシ山の道が見つからず後ろに見える林道を進みますが・・・

 

林道を少し戻った右手に登り口を発見し進むカツさん

エボシ山の三角点

苦労してたどり着いたエボシ山にて

勝五郎地蔵前にて

見晴台手前で現在地確認