―会山行―

 

火打山・妙高山(12日)

 

【 期  日 】2017923日(土)~24日(日)

 

【 参加者 】ミミさん(L)、ムラビト(SL)、久円(食担)、あゆ(会計)、デラ(記録)

 5 

 

【交通手段】ミミさん車移動

 

【装 備】

共同装備:テント一式(6人用)(1)・銀マット(4)・ベニヤ(2)・ガス(大1)

ガスヘッド(11)・コッフェル(1セット)・ツェルト(2

共同食(夕・朝)

 

個人装備:シュラフ・シュラフカバー・エアマット・防寒着・雨具・スパッツ

ザックカバー・ストック・食器・はし・テルモス・プラティパス

ヘッドランプ・予備電池・サングラス・日焼け止め・保険証・地図

水入れ、行動食・温泉セット等、その他個人で必要なもの

 

【食事メニュー】

           朝       昼      夜       

 

23日  各自行動食   各自行動食  共同食

        24日  共同食     各自     各自

 

【費 用】5,800円(幕代+共同食代+交通費)

 

【行 程】

 

移動:10/22 11:00ミミさん宅(ムラビト合流)⇒デラ(11:25)⇒久円⇒あゆピックアップ⇒相模湖IC(中央自動車道)(長野自動車道)⇒(上信越道)⇒妙高IC⇒(17km)⇒笹ヶ峰駐車場手前仮駐車場で仮眠⇒工事ゲート開門(5:00)⇒笹ヶ峰駐車場(5:30着)走行距離約290Km ※笹ヶ峰キャンプ場150台分収容可能、トイレ・電話有

 

1日目:923日(土):晴れ

笹ヶ峰駐車場(1,300m)と隣接して笹ヶ峰キャンプ場駐車場があったが登山口ゲート近い笹ヶ峰駐車場に車を止める。早々笹ヶ峰キャンプ場駐車場でトイレを済まし、朝飯を軽く食べて出発準備する。登山口ゲート(門)を通って登山道(整備された木道)をしばらく登る。木道が切れてしばらく登ると比較的新しい黒沢橋(1,580)が見えてくる(2000年に架け替えられた)。黒沢橋でしばし休憩、黒沢橋を渡るといよいよ本格的な登りが待っていた。十二曲り(1,684)の階段状の道を登る。登り切ると尾根に出る。一息入れてさらに急坂を登る、大きな石などが並んだ登山道で雨が降った時は滑りやすいような急坂を登り切ると富士見平(2,059)に着く。この当たりからから靄って時々小雨が降って来たのでレインを装着。⇒分岐を左におれてネマガリダケやナナカマドの根で歩きにくい道を進む、開けた空間に木道が見えてきた、ヒュッテは間もなくだ

 

三角屋根の高谷池ヒュッテに到着。ヒュッテは紅葉したナナカマドで囲まれていた、ヒュッテ脇には新設備の綺麗なトイレ建屋がある。ヒュッテ左下側に30張り程度のテント場があり何張りかのテントが張られていた。湿った粘土状のテント場の奥にかろうじて大型テントを張れる場所を確保。すぐにテントと設営、テントにデポしてアタックザックで火打山を目指して出発。ヒュッテ脇の左側木道を進む。木道左側に紅葉した高谷池が見える。紅葉したナナカマドや道端のリンドウを撮影。ゆっくり木道を登り、天狗の庭に到着。意外と大きな湿地で紅葉した景色を堪能、7月だったら一面に咲いたピンク色のハクサンコザクラが見れただろうが残念である。前方にはこれから登る火打山の山容が見える。木道を更に進む。妙高山と違って登山者は少なくのんびりと景色を堪能しながら急坂を登る。振り返ると遠くに妙高山、下に紅葉した天狗の庭が見えて気持ちが良い。道端には特産種のトリカブトの紫の花が咲いている。急坂を登り切ると雷鳥平に到着。残念ながら道端のせいか雷鳥のいる気配はない。頂上までもう少し頑張ろう。頂上は見晴らしの良いところなのだが、周りは靄って、風も冷たく集合写真を撮って早々下山する。同じ道を戻って天狗の庭~高谷池ヒュッテ幕場に戻る。テント場脇の池の流水で汚れた登山靴、ズボンを洗う。テントに戻って楽しみにしていた夕食の準備を行う。各自より提供のつまみ、持参したアルコールで乾杯する。今日のメニューは、千切りキャベツ、トマト、フランクフルト、畑のカレー(ドライフーズ)とアルファー米でカレーを堪能、ムラビトさん提供の白コロホルモンとタンを焼いてもらい食す。まさかテント泊で焼肉を食べれると思わなかったので美味しくいただく。

 

 

2日目:924日(日):晴れ 

行程4:00起床、朝食(スープ、パン、お茶)をとって出発。

ヒュッテ脇の木道を200m程進むと黒沢池への分岐がある。分岐を右に折れ岩石だらけで歩き難い道をしばらく登ると木道になり、尾根に上がるといきなり視界が広がり、切立った稜線にでる。昨日と違って快晴の青空の下、北東方向に妙高市街と遠方に山並みが見えてきた。思わずカメラを出して遠景を撮影。左が切立った登山道をアップダウンして進むと茶臼山(2,171m)の標識を過ぎる。まもなく眼下に紅葉した大湿原が見えてきた。ここも撮影ポイントで紅葉した湿原が素晴らしく綺麗だ。湿原に向かって笹原の急坂を下り、途中粘土質の歩き難い所を過ぎて木道になったころ左前方に六角屋根の黒沢池ヒュッテ(2,014)と前方に妙高山の外輪山が見えてきた。ヒュッテでトイレ休憩して、小屋前の分岐を左に折れて登山道を30分位登ると妙高山の外輪山稜線の大倉乗越(2,142)に到着。目の前に妙高山、180°振り返ると昨日登った火打山が見える。眼下に長助池や遠方の山並みが見える。

急な坂道を下りいた左下に長助池を見ながらトラバースして進み、心配していた崩落個所に到着。崩落個所を確認したが、土が乾いており、最近崩落したと思えないほど、かなり踏み込まれた道が出来ていたのでスピードを上げて通過する。水場に到着、休憩を入れた後、長助池分岐を右に折れ、沢沿いの急坂を1時間半弱登る。妙高山北稜(24445.8m)に到着。すぐに南陵(2454m)目指す。残念ながら靄が出て遠景は見晴らしが悪く、頂上で出会った外国の青年にシャッターを押してもらい集合写真を撮る、北稜に戻って休憩。井山さんが足の調子が悪いということで、それぞれの体調で下山する。長助池分岐まで下りて、水場で全員が下りて来るのを待つ。水場の水で喉を潤し、しばし休憩を取る。水場を出発して、ネマガリダケで歩き難い道をトラバースして大倉乗越を目指す。大倉乗越を下り、黒岩ヒュッテで休憩して、すぐ高谷池のテント場を目指す。テント撤収して、一路富士見平~黒沢~笹ヶ峰駐車場(18:10/18:30発)⇒妙高IC⇒高速に乗り⇒大月IC⇒あゆ⇒久円⇒デラ(9/25 010)⇒ミミさん宅

今回の計画を立てていただいたムラビトさん、チームをまとめていただいたみみさん、いろいろと食材を準備していただいた久円さん、会計をしていただいたあゆさん、いろいろとお世話になりました。山の場所が遠いため移動時間がかかり、また夜移動等で疲れましたが、一人ではなかなか行けないところでしたので皆さんと行けて良かったです。

 

記録:デラ

登山口にていざ出発!(554)

登山口より緩やかに木道を登る(625

これから十二曲りを登る(7:15)。いよいよ登りにはいる。

高谷池ヒュッテ到着。ぬかるんだテント場でテント設営(10:25

テント場側の高谷池の紅葉

シラタマノキ(つぶすとメンソールのような臭い。

妙高トリカブト

急坂を登り、振返るとさっき見た天狗の庭。

 

さらに登って雷鳥平を過ぎると2461.7mmの頂上に到着(1313)。残念ながら靄に視界が遮られ何も見えず。

妙高山方面遠景

今日の夕食作り開始。

ムラビトさん提供の白コロホルモンいただく。

4:00起床、朝食を済まして、妙高へ出発(545)。

昨日登った火打山遠景 

妙高山に向かう登山道を登る

妙高山下の水場に到着(8:17-8:25

妙高山北稜(2445.8m)に到着(9:58)。

南陵(2454m)に到着(10:10)。