Mt_kawani の かわら版    2014.3.29

奥多摩御 前 山

期  日:平成26年3月29日(土)  (晴)

メンバー:mt_kawaniL)、さちこさん、チィちゃん、はるさん、

行  程:武蔵五日市駅⇒小沢バス停8:25==湯久保集落から湯久保尾根==仏岩

ノ頭==湯久保山==御前山==惣岳山==大ブナ尾根==サス沢山==16:45

奥多摩湖 (小沢~御前山の高低差1105m

今年の春は遅いようだけれど、平地ではさくらの開花情報が飛び交っている。

しかし、山では野草の開花や芽吹きは遅れているようだ。

先月25日と3月4日の浅間嶺行の際、時坂の峠の茶屋から目の前に見た、湯久保尾根の集落を訪ねながら登りたいとの思いから御前山を計画した。

◇小沢バス停:橋を渡って対岸の車道(湯久保集落の生活道路)を北秋川に沿って西へ行く

宮ヶ谷戸から湯久保北尾根に取り付かず、湯久保集落へ向かう。フキノトウ、猫柳、さんしゆゅ、つくし、キブシ、ニワトコ、ノビル、カンゾウ(茹でておしたしにすると美味しいと・・・はるさん)などを見つけて(主にはるさん)は感動しながら進む。

◇車道(生活道路)の終点(655m)。此処まで人家は12~3軒くらいか?この付近に集中している。見晴らしが良いというので立ち寄ってみたというバイクの方がいた。

◇南側を見る。浅間尾根や嶺、中央奥に戸倉山(臼杵山?)左方の馬頭刈山方面が見渡せる。此処で人家は終わりかと細い正面のコンクリートの細道を登ると10分程で行き止まった。何と1軒家があって、門前に通じていた。「やまんばぁ~の家」とある。20年前から自分で建てて住んでいるという。

立派な建前で展望露天風呂もあり様々な木々や花にも囲まれている。犬が吠えたので出てきた奥さんが門横の柵の扉を明けて登山道を案内して下さった。猪除けの柵とのことである。少し奥さんと会話し、羨望の眼差しを納めてここをあとにする。

「閑話休題」瓜生卓造氏の檜原村紀聞(平凡社ライブラリー1996年刊)によれば:

湯久保は西のふところにある。標高600から700メートルの高所に16軒(75人)が散在する。風土記には「湯ノ窪」とある。昔は湯が出た。手負いの猪が傷をいやしていた、という。湯の井戸もあったが、関東震災で湯脈が渇れてしまった。下の谷から湯久保の家々を眺めると、陽を一杯に受けて、高所に住む人々」が羨ましくもなる。

◇釜野御前神社(祭神は確認できなかった、狛犬はキツネかオオカミ?)

切り立った岩峰に祀られている。この上にも岩塊が続いており、これらを仏岩と称するのであろうか?その上部の三角点(1019.2m)のピークが仏岩ノ頭という山名になっている。この付近では、シュンランやヤブコウジの実が見られた。

◇仏岩ノ頭(1019.2m) 三角点の上部が欠けている。植林に囲まれた展望のないピークである。その先にいくと南東側が開けている。(奥から撮影)

◇仏岩ノ頭からは比較的穏やかな登りで、浅間尾根、笹尾根の向こうに富士山も垣間見ることができる箇所がある。

◇2月の大雪のせいで、灌木の枝や小木、幼木が登山道に倒れ込んで歩き難い箇所が多かった。

湯久保山々頂:檜の植林の中である。此処から、藤倉へ下るルートの踏み跡は明瞭であった。

◇御前山直下のトラバース:30cm超えの残雪で登山道が不明で巻き過ぎてしまった。コンパスで方向を定めて、支尾根を廻り込むところから直登して避難小屋への分岐へ戻った。そこから正規の道方向を見たが踏み跡(雪面に)はなかった。

◇御前山の山頂:先のトラバース手前から20~30cmの残雪が続いた。

栃寄から境橋バス停へ下山の予定であったが、「体験の森から境橋バス停方面奥多摩駅側へは雪崩により途中の林道が通行止めの為下山できません」との表示があり、大ブナ尾根から奥多摩湖へ変更して下山することにした。

◇惣岳山:チョット先まで疎らではあるが20cm前後の雪が残っていた。

◇サス沢山からの奥多摩湖

◇奥多摩湖:大ブナ尾根から惣岳山・御前山方面と倉掛尾根、浅間尾根方向を望む。堰堤周辺のさくらの蕾はまだ堅い。