会山行 

55周年記念登山バリーション練習 奥多摩 つづら岩  

 

山行期間:2022625日 土曜日

参加者:村々(L  HP) Mario (記録)    

交通手段:自家用車

行程:530相模原出発~640千足駐車場~650出発~830つづら岩着 900登攀開始8301520コーヒ

      ータイム~1550下山開始~1710千足駐車場~水浴びタイム1730駐車場発~1915相模原着

天気:晴れ  風が強い

 

 梅雨が明けたかのような晴天となり、天気予報によると最高気温は34℃。暑さにやられないか、不安を抱きつつ駐車場を出発した。

ギヤやロープを背負って、稜線の岩場までの急登は毎回身体に応える。過去に2回ほどここでバテた経験があり、それからは、段差は小刻みに上がり体を揺らさない事、両ストックの使用、中間の綾滝でおにぎりを食べる事の3点でバテを回避している。汗だくになりながら前方を見上げると木々の合間につづら岩が見え、ホッとする。8時30.分に到着。まだ岩には誰もいない。大きな岩を自分たちだけで独占できるのは、とても気分が良いものだ。

今回は本番を想定しダブルロープを使用し、ザックを背負って登攀した。まず左フェイスルート。1回目は2Pを私がリードした。2回目は1P目をMario氏が、2P目を私がリードしてマルチで上がった。1P目はⅣ+でこのルートの核心だが、Mario氏は慎重にホールドを探しクリアした。ごつごつした岩でフリクションが良く効いてフラットシューズで体重をうまく支えられると、なんとも気持ちがよい。終了点からは富士山や丹沢が望めた。しかし日差しが強く暑さに慣れていない身体にはきつい。

次は一般ルート。1P目はMario氏リード、2P目は私がリードした。核心の2P目の最後はクラックが左斜めに走っていて意外と難しい(Ⅴ‐)。

最後の右クラックルートではクラックにカムで支点をとったり、ハンドジャムの練習をした。上部は小ハングになっているが、ホールドがしっかりしていて気持ち良く乗越すことができる。

登攀を終了しコーヒータイムとした。喉が乾いているので、すぐにコーヒーを飲みほしてしまう。

下山中、高度が下がっていくにつれて気温の上昇を感じる。綾滝ではMario氏の提案で滝の近くまで接近し、ミストを浴びて涼をとり生き返った。1710駐車場に到着。かねてから気になっていた駐車場下の川に降りてみると水遊びに絶好の河原が広がっている。いろいろな物を脱いで、思いのまま清流を浴びて完全にすっきりした。暑かった分、水浴びや綾滝でのひと時がとても気持ちよく印象に残る山行であった。 

懸垂下降 左フェイスルート 下部は空中懸垂になる(幸)

懸垂下降 右クラックルート

綾滝 ミストを浴びて涼む(幸)

綾滝 全景 いつもより水量が多い