会山行          

新年山行日和田山

 

期  日  2022116日(日)

参加者  あゆ(LHP)、久円(SL)、ミミさん、mt_kawaniさちこ、秀さん

篠ちゃん、デラ、すーちゃん(記)

交通手段  公共交通機関

行  程  西武秩父線高麗駅910集合~日和田山登山口(945

~金刀比羅神社鳥居(1020)~日和田山頂上(1040

~高指山(1105)~物見山(1145/1220)~北向地蔵(1300)~五常の滝(1400)~武蔵横手駅(1435)       

天  候  晴れ

 

 出発点の高麗という地名は、奈良時代に朝鮮半島の人々がこのあたりに住み着いたことに由来しているそうです。駅前に建つ朝鮮風のモニュメントや、途中の道標に必ずハングルが添えられているなど、一帯には朝鮮の雰囲気が漂っています。

登山口までのんびりと山里の景色を楽しみながら歩きましたが、近くの巾着田がシーズンの頃はこのあたりは人の波で大変な混雑になるそうです。登山口からひと登りで日和田山手前の鳥居に到着です。ここはこのコース随一のビュースポットで、蛇行する高麗川が作る巾着田の形が手に取るように見え、遠くには白い富士山や奥多摩、丹沢の山々がくっきりと見渡せました。ひとしきり景色を楽しみ、また少し歩くとすぐに日和田山頂上です。ここからは関東平野の向こうに少し霞んで筑波山を望むことができました。

NTTの施設の横に頂上がある高指山を過ぎ、日当たりが良くのどかな駒高集落へ。きれいな公衆トイレがありますが、まさかの大混雑で、休憩もそこそこに物見山へ向かいました。物見山頂上は展望はありませんが、広くてベンチもたくさんあり、ゆっくりとお昼を取ることができました。

昼休憩のあとは40分ほどで北向地蔵へ。栃木県の岩舟地蔵と向かい合っているという三体のお地蔵様が、祠の中に大切にまつられていました。

五常の滝へは近道があるのですが、通行止めのロープが張られていたため、少し遠い方の道へ。途中車道と交わる所など、分かりにくい所がありましたが、みんなの目で消えかかった案内板を探し出し、無事五常の滝へ到着。筆者が45年前に来たときは、滝の周りは何も無く自由に見学できたのですが、いつからか門ができ200円の入場料を取るようになっていました。希望者だけ入って様子を見てこようとしましたが、なんやかんやで結局全員で見学することに。水量はそんなに多くありませんが、流れが独特の雰囲気をかもしだしているような滝でした。

 

滝見学のあとは、きれいに舗装された林道を歩き、ほどなく武蔵横手駅へ。まだまだ早すぎて反省会のお店が開いていないような時間に帰路につくことができました。このコースは全般に道がとてもきれいで、道標がしっかりしています。お天気にも恵まれ、新春の日だまりハイクにはピッタリで、楽しく里山歩きができたことをありがたく思います。みなさんお疲れ様でした。

高麗駅前、朝鮮由来のモニュメントの下で出発前の準備

登山口に向かう途中の水天の碑

日和田山への登り

第二鳥居はとてもいい景色

眼下に広がる巾着田

富士山、大岳山もくっきり

日和田山頂上

駒高集落は大混雑

物見山頂上でのんびり昼休憩

北向地蔵

水量は多くないが雰囲気のある五常の滝

のどかな武蔵横手駅