―5月度会山行―

日光白根山 2578m

✦期  日:2015.5.2~3日  晴れ

メンバー:mt_kawaniL)さちこ、チイちゃん(会計)はるさん(食当)、

イノッチ(SL食当)、Hara(記録)、よしぴ~(記録)

行  程:自家用車利用( イノッチ車、Hara車)

   5月2日

  橋本駅南口6:30==相模原IC(圏央道関越道)沼田IC==日光湯元キャンプ場

   12:45—テント設営等—14:25湯ノ湖散策~湯滝見物15:30—温泉入浴16:00-

夕食17:00~19:00—就寝19:30テント泊

   5月3日

   キャンプ場==7:15丸沼高原スキー場ゴンドラリフト発8:30==8:45山頂駅出発

    8:55—七色平分岐9:30—森林限界(2,400m)11:05~20—白根山山頂12:00~12:30

    --(2,400m)12:50~13:00—七色平分岐14:17—不動岩14:40—山頂駅14:53==

    駐車場発15:30==白沢温泉入浴15:50~16:40==夕食(片品村レストラン水芭蕉)

18:00==沼田IC==関越・圏央道==22:00橋本駅南口解散

 

日光白根山(2578m)

関東地方の最高峰で奥白根山ともいわれ、溶岩円頂丘で山頂部はドーム突起の態をなしている。火山として噴火の歴史、記録は・・・よく分からんしややこしいので…書けない。水蒸気噴気の箇所はなく、レベル1(平常であろう)

関東周辺では、最近草津白根山と箱根山(5月に)レベル2(火口周辺規制)となった。御嶽山はレベル3(入山規制)となっている。(これらの規制の掛かった山に何時登れるようになるのだろうか…)

信仰登山の対象となっていたといわれるが、その遺跡はないようである。

 

 先週聞いた、尾瀬の小屋の方のお話だと、今季の雪は平年より多かったが、このところの高温続きで融雪が早く、平年並みになったとのことであった。

日光も同じといえるだろう。

 

橋本駅南口集合、相模原ICから圏央道へ入ると大渋滞で高尾山JCまで1時間余を要した。関越道も花園で45kmの渋滞との情報あり、断念するか山域を変更か・・・と考えていたら関越の渋滞は解消されてきており、途中昼食時間も含めて12時45分に湯元キャンプ場へ着いてホッとした。

ゴンドラリフトを降りると目の前に奥白根山がドンと構えていた。森林限界を越えると雪は無く頂部は荒々しい岩峰だ。胸をふくらませて出発した。

二荒神社の鳥居前で! いざ出発

七色平から座禅山側経由のルートは殆ど歩かれていない。我々も樹林帯ルートを選択する。

トラバースを繰り返しながら登る。

急斜面もあり、アイゼン歩行に切り替え進む、気温が高くこの時間は既に雪の表面は緩んでいる。ただ、踏み抜くことは殆どなかった。

森林限界(2400m)を抜ける。至仏山、平ヶ岳、燧岳などが望める。

上部に雪はなくアイゼンを外す。

山頂方向を見上げる。雪渓の上が祠の山頂、標柱が微かにみえる。

ザラザラした砂礫を登っていく。

この雪渓を詰めれば奥白根神社の祠があるピーク(2577)はもう目の前だ。

背景は錫ヶ岳(2388m)~笠ヶ岳(2246m)  素晴らしいロケーションだ。

祠の峰に着くと目の前に奥白根山山頂が忽然と現れる。巨岩がゴロゴロ積み重なっている溶岩ドームだ。

眼下に五色沼、火口湖で深い、表面はブルーの蒼氷のように見える。奥に女峰山、太郎山が聳える。

山頂に綺麗な立派な二等三角点がある。真新しい感じで左書きの新字体である。近年更新したのであろうか…

山頂での記念写真

正に遮るものがない大展望である。上州武尊山、至仏山・燧岳の尾瀬、平ヶ岳、巻機山の白銀の峰々が輝く。日光仲間の男体山、女峰山、真名子山、太郎山は当然である。その他は割愛

まだまだ?バランスのよいイノッチさんのひょうきん姿態、奥と右下は絶壁だよ!

火口の奥に居並ぶ日光衆(男体山、女峰山、真名子山、太郎山)

そして小火口跡があちこちにみられる。

樹林帯急斜面の下り

トラバース(下山)雪はクサレてきた。

不動岩、ガバは多いが垂直の壁だ!

二荒山神社:無事下山のお礼をいってお暇します。

湯滝にて:湯の湖から一気に落下する長い滝、落差は45mなり

湯元キャンプ場は未だ正式にオープンしておらず、水は出ず流しも使用できない。

広々としたテンバの2天と6天を張る、このあと増えて20張り程度となる。

奥に金精山、振り返れば男体山が見下ろしている。

 

 

✤新人初体験のよしぴ~さんのコメント

初めての雪山とテント泊で装備や服装に食事など不安ばかりで過ごしたが、2日目は雪の中を歩きウキウキしながら楽しめ、何とか無事行程をこなせて幸せであった。今後もっと経験を積み重ねていきたい。

 

                                           記 mt_kawani