【会山行45周年記念】 
45周年記念登山

北穂高岳・東稜

 
 
山 域: 北穂高岳・東稜
山行日: 2011年8月7日(日)
参加者:
坂本(L)、勝又(SL)、金子、小川 (記)、樋川 (写・HP)、川野(南稜分岐まで一緒に。北穂山頂で合流)

行程:
AM5:30涸沢キャンプ場→南稜分岐→東稜上のコル(ゴジラの足の付け根辺りのコル)→東稜のコル(ゴジラの頭先のコル)→AM10:30北穂高岳 →涸沢キャンプ場
 
これから向かう北穂東稜は「ゴジラ」と呼ばれている。核心部は「ゴジラの背」。こうやって見ると本当にゴジラなのだ
 
 
南稜と分かれて右へ。北穂沢の雪渓を渡る坂本さんと金子さん。写真で見るより実際はもう少し斜度がある。キックステップで慎重に。
 
 
「ゴジラ」取り付き前の休憩。休憩後、ルートを選んで稜線上へ。こんな感じに登っていった。ガレガレで歩きにくい。落石させぬよう要注意。
 
 
稜線に出てゴジラを斜め後から見たところ。おしり辺り?ゴツゴツでゴジラ感満載!!
 
 
ここを登ってきました。後に続くグループが小さく見える。
 
 
平らなところでギアを装着。いよいよ核心部へ。とっても楽しみだ。
 
 
一般登山道のような歩きやすいところ。ここから見ても、やっぱりゴジラだ。右後姿。
 
 
ザレ山のように見えるが右の方から行くと登りやすい。
 
 
背の上から見る涸沢
 
 
前に行くグループがルートを探している。金子さんも後ろからルートを見極めている。ここは左から登った。赤矢印のところはスパっと切れ落ちていて、下りながら隣の岩にまたいで渡らなけ ればならない。私が一番怖かったところ。
 
 
小川さん、軽快に登る。
 
 
トップで行く坂本さん。残置スリングもあるが、手がかり足がかりは豊富。こういうところが楽しい。
 
 
ここが、核心部「ゴジラの背」。本谷側の楽ルートもあり、最初は通り過ぎてしまった。もう一度戻ってやり直し。ロープなしでも行けそうだが、勝又さん曰く「ロープがあった方が写真写りがいい」そんな理由でロープを使う。余裕だ。
 
 
15メートル程のリッジを行く小川さん。ニコニコ楽しそう。北穂沢側に足場がある。
 
 
次に行く私。顔が引きつっている。余裕のはずだがおかしいな!?
 
 
笑顔いっぱいの勝又さん。今にもスキップし始めそう。余裕があって羨ましい。
 
 
「ゴジラの背」に立つなんて、すごいなぁ♪しかも、ピース。尊敬する。私も修行しなくちゃ。
 
 
核心部が終わり、「ゴジラ」を振り返る。ここは、残置スリングを使ってロープなしでクライムダウンした。
 
 
ここで、記念撮影。楽しかったからか、あっという間に感じた。また来たいな。
 
 
最後の北穂への登り。いいルートを探しながら進んだ。
 
 
AM10:30 北穂山頂で。南稜から登った川野さんが待っていてくれた。乾杯は幕場に戻ってからのお楽しみ。このあと、雷が鳴り雨が降り始めた。涸沢に戻るまで気を抜くことなく下ろう。
 
 
バリエーションルートの経験が浅い私は、不安も一杯でしたがみなさんのお陰で楽しく安全に東稜を登ることができました。経験豊かな諸先輩のアドバイスはとても良い勉強になりました。今回の「北穂東稜」は相模山路会45周年記念登山として相応しく、素晴らしい山行になったと思います。リーダーを務めてくださった坂本さん、本当にお疲れさまでした。みなさん、いろいろお世話になりありがとうございました。山は楽しく美しいですね。またご一緒してくださいね。
 
記  いっこ