― 会山行 ―  
 
   
実施日:
2010年10月9日(土)~11(月)体育の日
参加者:
森ちゃん(L・食当)、N澤(樹林記録)、O原(SL・会計)
交 通:自家用車
行 程:
10/09 
相模原2:00発 →菅の台バスセンタ5:40(臨時バス)発→駒ヶ岳頂上ピストン9:10→駒ヶ岳頂上山荘9:40着(幕営)
10/10
幕場8:00発 →宝剣岳9:00 →檜尾岳12:45→檜尾避難小屋13:05(自炊)

10/11
檜尾避難小屋6:40発 →檜尾尾根下山 →桧尾橋10:25→菅の台バスセンタ → 温泉こまくさの湯\600 → 相模原16:00着
   
菅の台バスセンターに5:10着。駐車料金は数日間であれば1回500円という安さ。小雨が降っていた。昨年のちょうど同じ頃、すでに暗いうちからハイカーや登山客でごった返し、バスに乗るにも、ロープウェイに乗るにも、数時間待ちの有り様だった。今日は閑散としている。人出というのは天候次第で、こうも違うのかと面食らってしまった。5:40ころ、臨時バスで、しらび平ロープウェイ駅へ向かう。ロープウェイで千畳敷駅に着く。駅にあるパトロール員事務所で情報収集を試みる。「今日、木曽駒ヶ岳から檜尾岳まで行きます。」「今日、ダメだよ。」「なんで? 明日、空木岳なんスよ。」「今日と明日、ダメだって!」雨と風で、稜線では体感温度マイナスになるとのこと。ここから空木まで、全部が稜線だから行くな、とのこと。
   
現地の人がそう言うのなら仕方ない。まずは木曽駒ヶ岳までは行こう。そこで幕営して様子を見ることにした。
9:10。木曽駒ヶ岳の頂上イェ~イ。ここに来るまでに、突風で何回かよろけた。
   
   
   
駒ヶ岳頂上山荘で幕営。風と雨、強くなる。今日の行動はムリ。停滞。

することない。 酒飲んだ。 寝た。
   
   
今夜はチゲ。風と雨がますます強くなる。「小屋の人も言ってた。明日もだめだろうね。」敗退ムードが広がる。就寝するも強風による、ものすごい雨音でほとんど寝れず。
   
   
   
  10日(日)。起床。
だいぶおさまってはきたが雨と風、いまだ止まず。やっぱだめか今日も。朝食のうどんに、明日の分のカレー、鶏肉をぶち込み、朝なのに盛り上がった。
 
   
撤収。宝剣岳を経由して帰ることにした。8:00ころ、ゆっくりと下山開始。様子を見ながら、天候が回復するようであれば、空木に向けて、檜尾までは最低でも行こうや、となった。
   
   
   
濡れて滑りやすいクサリ場を慎重にのぼる。
宝剣岳頂上イェ~イ。なんだか、天候も回復してきた。 
   
   
   
宝剣の頂上から極楽平に向けて下降。三ノ沢岳分岐まで、緊張するアップダウンが続く。岩が濡れている。滑落事故が多い場所。慎重に行く。
   
   
   
なに、晴れてきたジャン。 行ける、行ける。
   
   
   


素晴らしきかな。この稜線。神様、神様...。    アンガト。
   
   
   
 
檜尾岳から見える避難小屋。

「大草原の小さな家」をとっさに思い浮かべる。NHK総合でやっていた海外のドラマ。今日はここに泊まろう。
   
   
   
   
避難小屋にて。「今日の分、昨日食っちまったしなぁ・・・。」水場は小屋から5分下降したところに看板があり、すぐにわかる。今日の宿泊3人パーティーが2組。単独者3人。計9人でゆったりと。
   
   
   
 11日(月)。起床。本日は快晴。
ここから空木岳経由で下山するのは、ちとキツイ。明日から仕事だし。ゴメンナサイ。今日はこのまま檜尾尾根を下山します。
   
   
   
眼下に伊那の町を見下ろす。視界を遮るものはない。絶景の中を下山する。 
   
   
   
ほぼコースタイム通りに下山終了。檜尾橋のバス停に到着。臨時のバスが、ガンガン走っているので、待ち時間無しで乗れた。 
   
   
スタート時の悪天候でつまずいた感がある今回の山行。計画通りとならずに、臨機応変に行動できて、むしろ楽しかった面もある。O原さん、久々に山行復帰のN澤さん、お疲れさまです。またご一緒しましょう。 
   
   
報告者:森ちゃん