同角沢(西丹沢玄倉川)
行った日; 2009年10月4日
行った人; 松本・鈴木
行程時間; 7:46玄倉川林道ゲート前P-8:25青棚隋道前(入渓)~林道―9:50同角沢出合~10:37三重ノ滝~11:10不動ノ滝~12:30名無ノ滝~13:30遺言棚~14:50東沢乗越~15:20小川谷東沢出合―16:10県民の森下-16:45小川谷出合―16:57玄倉川林道ゲート前P
コメント; 鈴木
2009年10月4日、松本さんと日帰りの沢に行きました。少し滝を登りたかったので同角沢に行くことにしました。少し調べると、同角山稜に突き上げユーシン経由で林道またダラダラという計画が多いようでしたが、それでは時間ばかりかかって面白みに欠けると考え、東沢乗越~東沢~小川谷廊下下降という計画を立てました。でも、計画というのは勿論予定で・・・予定は未定。世の中そんなに甘くない。

6:30に松本車に本厚木でPUしてもらい、ゲート前に着いたのは7:25でした。早々に支度してダラダラと歩き始めました。予定より早く出発できたね!なーんていいながら歩いていると、2個目のトンネルで大きな柵が立ちふさがっていました。立派な柵でした。崩落の危険があるので歩行者も通行禁止とか。乗り越えるなと書いてありますが、その前に無理っぽい。ご丁寧に両サイドもがっちり固められていました。うーん、どうしましょ?って二人で考えましたが、そんなのここ降りて河原を歩くしかない・・・という事で、一応ここで入渓。
Uの字にぐるっと廻ってダムの手前からまた林道へ。予定より30分少し、今度は逆に遅れて同角沢出合に着きました。
最初からF1で始まりますが、直登は無理っぽいので右フェースから。そしてすぐに三重ノ滝が見え、先行組が直登していました。ここは鎖があると頭にはありましたが、先行組につられて、自然に直登していました。2段目でハーケン打って支点作り、ビレーしてもらい登り始めました。最初に下から見た時にルーファイした通り行けば良かったのに、残置ある方向につい登ってしまい、気付いたら・・・やばい、つまっちゃいました。その残置を支点に一回降りて、登り返しました。実はこの滝、右上に鎖がビッチリついています。
またすぐ行くと不動ノ滝です。先行組みはアブミが無かったので苦労したらしく、一度やめて降りていました。ぼくらはヘナチョコなので、端からアブミ持ってこなかったし、この先もまだあるので、早々に右から巻いちゃいました。
細かい滝が続き、今度は無名ノ滝です。ルーファイは簡単でした。左から右へ斜めのクラック登れば良いのだけれど、滝行必至で手強そう。ましてや左壁に慰霊碑があるから少し緊張しました。滝行地点まではすんなりですが、滝行は行く前に大きく息すってぇ~頭から背中からと・・・見た目より結構水圧がありました。その先も岩はしっかりしていますが、結構しょっぱかった。残置が結構あるので思ったより時間はかかりませんでしたが、無かったら足つるかも知れないなぁと考えながら登りました。松本さんも滝行が結構効いたらしいです。
少ししたらフィナーレの遺言棚が登場しました。高さはありますが、そんなに難しそうではなさそうって印象でした。取り敢えず記念撮影。1段目はフリーで登って、左壁の下のあたりにハーケンで支点作って開始しました。見た目が簡単そうで、傾斜もたいしたことないのですが、今度は壁が脆いんですわ。頼りない草付と脆いホールドで少しずつ登りました。上段は落ち口へ行かず左ルンゼを行きましたが、ここも脆かったです。でも両脇は木なので、木登り状態であがりました。そのままそのルンゼを詰め、東沢乗越に突き上げました。
もう時間も時間なので、小川谷廊下の下降は既に諦めていました。東沢下って登山道でそのまま県民の森へ。車着は5時前。ちょっとズルした気分でしたが、明日は仕事だし、早く家に帰りましょう!ってな感じで今日はおしまい。
この先つまりました 不動ノ滝
行水ノ滝 遺言棚 記念撮影
遺言棚 記念撮影 終了点でピース