―個人山行―      

登川・米子沢

期 日: 2008.9.13~14(土~日)
参加者: KIDO(L)、mt_kawani、松本、満作
行 程: 9/13:曇天
相模原4:00時発(宮下号)==関越道~塩沢・石打IC6:45~清水集落~桜坂車場7:10~45--入渓点8:00--最初の水流地点8:20-右岸ナメ沢出合9:10--4段40m滝上9:30~40--12mスダレ状滝--大ナメ入口11:50~12:10--二俣13:35~45--小屋稜線14:10~30--巻機山15:00~15--
15:35避難小屋泊
9/14:晴天
避難小屋7:10--ニセ巻機山7:25--5合目展望台8:50~9:05-9:55桜坂駐車場
   
沢靴を履き入渓の支度をして駐車場を出発、米子橋の先(戻って)の作業道路(入口に初心者の入渓に対する危険勧告の看板がある)を行き、それと思しき二つ目の踏み跡を左に辿ると最後の堰堤にでる。堰堤の中央は大きく開いており越える必要は無い。
米子橋下には流水がなく完全に伏流している。米子沢は割引沢と合わされて二子沢川となり登川に流れ込む。
水の無い乾いた河原歩きが続いたあと水流が出てきて、ナメが現われると愈々待望の米子沢らしき遡行がはじまった。(駐車場から約1時間)
3段40m滝は右岸を高巻く、潅木の枝を掴みながらの急登であるが、踏み跡は確りしていて危険な箇所はない。
ゴルジュ帯で、一箇所左の壁を巻く際フイックス程度に出した以外はロープを使用することは無かった。
大ナメ帯直前のスダレ状滝前で昼食休憩したが、右の苔むした壁から糸状に垂れる数条の水は美味く、またダイモンジソウが花盛りで素晴らしい!
ナメ床は傾斜もあり、滑落事故が多いと言われている。床を掌で触れるとヌルヌルする。しかし、フェルト底で歩くと容易には滑らないが、フラットな足運びと体重のかけ方に注意しないと直ぐ滑る。乾いた所や岩肌の襞を利用して歩いた。
明るく美しいナメ床、ナメ滝があり、ゴルジュも陰鬱さはなく明るく快適に登れて、特に300m余続く大ナメは歓声を上げながら2度も休憩してユックリ歩いた。 噂通りの楽しい沢登りが満喫できた。
避難小屋は新しく建て替えられており、快適であった。今夜の泊まりは1階に2人、2階に横浜からのソロの若い人、千葉市からの女性2人と我々4人であった。千葉の方の手巻き寿司の朝食をチラッと見たが、美味しそうで食べたかったなぁ~  なお、室内にあるオカクズのバイオトイレは(使用後自分の脚で攪拌)初体験であった。
帰路お決まりの温泉は、酒の名に釣られて、湯沢駅構内の「酒風呂」に入る(詳細はHPでご覧あれ)   酒は塩沢町長崎の山田屋酒店で銘酒「巻機」(高千代酒造:純米吟醸)を仕入れて帰る。
(mt_kawani 記)

最上部の堰堤

最初は河原歩き

愈々流水が現われて本格的な沢となってくる

最初のナメ現わる

滑ノ沢出合い

3段40m大滝に出会う

3段40m大滝 中段の滝

ナメ状が続く

大岩あり

12mスダレ状滝

ゴルジュ帯に入る

ゴルジュ帯に入る

ゴルジュ帯に入る

ゴルジュ帯に入る

ゴルジュ帯に入る

ゴルジュ帯に入る

ゴルジュ帯に入る

ゴルジュ帯に入る

大ナメ入り口にて

ダイモンジソウ

大ナメを行く

大ナメを行く

大ナメを行く(上部)

源頭部(二股)俯瞰(左が避難小屋方向)

ニセ巻機山直下から割引山~山頂方面を振り返る

井戸尾根五合目から米子沢を俯瞰